6月10日、表参道ヒルズにおいて、フローリスト・レビュー2012のファイナルを含むショーを開催した。ここでは、ファイナルの結果を速報。ファイナリスト3人にはそれぞれ同じ三種類の花器を提示。うち一つは当日発表のサプライズ方式。花材の持ち込み可、当日会場内におかれた花を使っても良いというルール。テーマは「花と戯れる。三つの花器をコーディネート」だった。一貫して、花を身近に感じてもらうためのプレゼンテーションをテーマに会を進めた。審査は、審査員の主観によるオープン審査だった。
ファイナリストには、木村聡美さん(山形県)、株竹一希さん(埼玉県)、西澤力さん(神奈川県)が出場、結果は西澤さんが優勝した。
優勝:
西澤 力 (神奈川県横浜市)18ポイント
お花屋さん歴、15年以上。現在は、横浜の花店「balance flowershop (バランスフラワーショップ)」主宰。主な活動としては、オランダで10年に一度開催される博覧会フロリアード2002年にてデモストレーション、作品展示。2011年フランス・メゾン・エ・オブジェにてD&M社招聘デモンストレーター。フローリスト・レビュー2011の初代ファイナリストの一人、2年連続のファイナリストとなる。
ファイナリスト:
株竹一希(埼玉県越谷市) 9ポイント
フローリスト花絵勤務。STUDIO MATSUDA 93所属。都内の婚礼場でブライダルフラワーの仕事に従事。その後、単身、オランダに渡り アムステルダムの生花店「スキープストラ」で婚礼、宴会、装飾等の様々な仕事を経験する。帰国後はコンテンポラリーアーティストの松田隆作氏に師事。
木村聡美(山形県山形市) 9ポイント
12歳からから華道をはじめ、19歳でニュージーランドへ短期花留学、フラワーデザインとブライダルコーディネートを学ぶ。美大を卒業後、山形市内の生花店に勤務。後に独立、Atelier Momoを主宰。ワークショップやイベント企画などを通し、花が作り出す場の魅力を提案。人と人を繋ぐコミュニケーションツールとしての花を目指す。花農家と花屋のパフォーマンスユニットfloRe:(ふらり)としても活躍中。
花の協力(順不同)/
JAおおいがわ
太陽の花
鈴木浩仁
日本ガーベラ生産者機構
和歌山県農業協同組合
JA北魚沼
JA鶴岡
株式会社八大
株式会社クレイ
オークネット
中島清一