そもそもフローリスト・レビューとは何かを説明いたします。フローリスト・レビュー2011は2011年のフローリスト・フラワーデザイナーらから、年度一位を決定する誌面コンペティションです。なぜ「レビュー」という名前かといいますと、それは選抜される作品に対する批評/講評を公開し、再考するからです。
また、「フローリスト・レビュー」という名称で、2011年6月に特別会場(東京)におきまして、一般向けの花のイベントを行います。その場にて、このコンペティションのファイナルがメインイベントとして行われるというものです。
なぜ今コンペか?これは、単なるデザイン技術審査だけではなく、その人が持つスタイリング能力やコーディネート力、センス・プレゼンテーション能力、またはスター性などが審査されるもので、2次・3次審査と進むうちに、講評も業界を超えた、有名アーティストや一般企業のエグゼクティブ、クリエイターの講評を受けることとなり、花屋さんやフラワーデザイナーが他業界に劣らず、今以上に秀でたクリエイターとしての地位を確固とするためのシステムとして役割を担うと考えています。
普段お花屋さんやフラワーデザイナーが制作する花が、一般的なクリエイティブ評価をますます得て、花のある生活をもっともっと世に広めるための構想です。
そのため、今回のイベントプロデュースは、花業界からではなく、ライブペインターとしての活動を軸に、広告、店舗内壁画、イラストレーション、クロージングデザイン、CDジャケット:プロダクトアートディレクションなど、様々な分野で多数の作品を世界に送り出し続けているアーティスト/美術家の坂巻善徳 a.k.a. senseさんによるものであったり、音楽業界をはじめとした、異業種との関わりを強くし、エンタテイメント性の高い、既存の想像力を超えたものにしたいと考えております。